2.16.愛すべきさくら組〜The Beautiful Ones〜




さくら組コンサートツアー〜さくら咲く〜、2004年2ヶ所目の公演地・羽生。
なっちの抜けた後、さくら組の精神的支柱になっているであろう矢口リーダーが
夜公演のステージ上で泣いていた。
昼公演の時からダンスに精彩を欠き、夜公演ではスタートしてすぐ様子がおかしかったらしい。
夜公演、私と連番したやぐ推しの知人がすぐにそれに気づき心配そうな顔して私に教えてくれた。
オーラスの「I WISH」、やぐが泣いてる。加護ちゃんロックオン状態の私でもそれにきづいた。
体調が万全でなかったからなのか、なっちの抜けたさくら組を精神的支柱として引っ張って行く
プレッシャーからなのか、何故なのかは私にはわからない。
見るものを圧倒する素晴らしいステージを見せてくれたさくら組。
彼女達の気力・体力・精神力、私達の想像を遥かに越える力が重なった結果があれほどまでに
素晴らしいステージを生み出してくれるのであろう。
私達ファンができることは、この愛しい彼女達に大きな声援を送ること、大きな拍手を送ること、
たったそれだけのことしかできないが、完全燃焼して私達に応えてくれる彼女達のステージを
見ていると、体の底から精一杯声援を送りたくなる。

「モーニングコーヒー」では、なっちのメインパートを加護ちゃんが引き継いでいる。
観客の大半は今までのなっちコールと変わりなく、加護ちゃんコールを送っている。
しかし、私の知り合いを含め会場の何割かはコールをしないで棒立ちしていたらしい。
なっち推しであれば、コールしたくない気持ちがあるのはわからないでもない。
「モーニングコーヒー」といえばなっちの代表曲であるし、なっち卒業後まだ日が浅い。
しかし、「モーニングコーヒー」をステージで歌うのを選んだのは彼女達ではない。
彼女達はスタッフが決めた選曲を、与えられた曲を精一杯ステージから私達にむけて
歌ってくれている。
その彼女達に向かって、わざと声援を送らず棒立ちで見ていたという私の知り合いを
含めた一部の観客には苛立ちを通り越して情けなさを感じる。
随分と小さい人間だなと。

このような小さい人間が会場の極一部だったからまだいいが、もしこのような小さい人間が
観客の大半を占めていたとしたら、どうなったかという事をこの小さい人間達は
考えて棒立ちしていたのであろうか。
このような小さい人間がどんな言い訳をしようとも、なっちから引き継いだパートを全力で
歌っていた加護ちゃん及びさくら組のメンバーに対して泥を塗るような行為であった事に変わりない。
寸劇中にヤジを飛ばしている連中と同類と言っていいだろう。
このような行為を働いた人間には今後加護ちゃん及びさくら組に対しては声援を送って欲しくない
というのが私の今の正直な気持ちだ。
今後、加護ちゃんに対してわかったような事を言われても
「でも、あんたモーコーの時に加護ちゃんに無礼を働いたよね」と言わせて頂く。私は粘着だ(w
そんな小さい人間達の存在を掻き消すぐらいさくら組の「モーニングコーヒー」は素晴らしかった。
これからさくらコンに参加する人たちは決してこの小さい人間たちのようなマネはしないで欲しい。



文句はこれぐらいにして(w
素晴らしかったさくら組のライブについて書きたいと思う。
関東初公演だった羽生のステージは予想を遥かに越える盛り上がりを見せた。
オープニングの「さくら満開」。
ここでは扇子が必需なのだが、ちょっと訂正させて頂く。
忠臣蔵の時に売ってた扇子は使えない。あの扇子は開いてもすぐに閉じてしまうのだ(w
曲中もうまく扇子を開くことばかりが気になってしょうがなかった。
私も次からはさくらコン専用に扇子を調達することに決めた。
夜公演では、扇子を開く瞬間にこんこんが落っことしてしまうハプニングが。
その時のこんこんがあまりにも必死の形相をしたので笑ってしまった。いい意味でね(笑)
こんこんも「I WISH」の時に泣いていたというレポを読んだが私は確認できなかった。
それと「KISSしてよ!羽生パイ」という私のボードを見て、笑ってくれたのは予想通り
こんこんだけであった(w 昼夜と二度も笑ってくれた所にこんこんのやさしさを感じた(笑)


地元埼玉ということもあってか、よっすぃ〜が終始ニコニコの笑顔で素晴らしかった。
よっすぃ〜の底力を見せ付けられた場面が夜の寸劇の時。
毎回、よっすぃ〜と加護ちゃんはアドリブを交えながらバトルをするのだが、
この夜公演は見事だった。

簡単に触れると、よっすぃ〜が「あのさ〜」と言うところ(←うろ覚え)を「あのしゃ〜」と言ってしまい、
加護ちゃんがすぐにそれを拾って「しゃ〜?」。会場も爆笑して盛り上がったのを見て、
よっすぃ〜が仕切り直して力強く「あのしゃ〜!」。これでさらに会場が爆笑に包まれる。
噛んでしまった所を加護ちゃんに突っ込まれ、観客が爆笑してしまったのを
さらに切り返して自分の物にしてしまう。この力技は素晴らしい。
口論の末、加護ちゃんが教室を出る時に「ああいう風に噛みたくないし」と追い討ち。
よっすぃ〜はそれに対して悔しそうにするジェスチャー、さらに客席に正対して「ムカつきますわ」。
(参考資料っていうか一部まんまコピペ(w よっしゃ〜!より)

よっすぃ〜と加護ちゃん。お互いに尊敬し信頼しあっているからできるこの素晴らしいコンビプレー。
ステージ上でセリフを噛んで観客の笑いが巻き起こるパターンはハロプロミュージカルにも
多々見られる事だが、そのセリフ噛みを1つのキッカケとしてここまでの流れを作ってしまう
というのはこの2人しかできないだろう。
今後もこの寸劇でのよっすぃ〜vs加護ちゃんのバトルは目が離せない。


「さくらんピック2004」は今年から長い箸でボールを掴むゲームに変更されているが
三重2公演、羽生2公演、大宮2公演終わった段階で
三重(新垣/加護)羽生(新垣/新垣)大宮(加護/吉澤)という結果。
去年のトイレットペーパー巻取りとは違って、得意不得意がハッキリと出るゲーム。
その中で新垣ちゃんの検討がかなり光る。
よっすぃ〜もかなりの確立で決勝戦に進出するのだが、ことごとく風船割りで新垣ちゃんに
負けてしまうのだ。
羽生の夜公演もどうみてもよっすぃ〜が勝つ雰囲気を出していたのだが、新垣ちゃんの勝利。
お陰で私はポスターをGETすることができた。新垣ちゃんありがとう。


今日はいつになく、加護ちゃん以外のメンバーについて触れているが、
ライブを何度か見ているうちに、さくら組というグループが本当に好きになってきた。
我が愛しの加護ちゃん、精神的リーダー・矢口真里、頼れる姉貴・吉澤ひとみ、歌の要・高橋愛、
さくらんピック新垣里沙、天然ハプニング・紺野あさ美、そしてエリザベス。
なっちという大きな柱が抜けた穴を残りの7人で一生懸命に支えあってる姿が愛しくてたまらない。
私がさくら組のライブが好きな理由は当然「加護ちゃんがたくさん見れるから」なのだが、
それだけでなく今はさくら組というユニット自体が本当に好きだ。
このさくら組のステージを見れるのも3月までだと思うと、残念で仕方がない。




加護ちゃん久々登場のヤンタンについても触れたかったが、タイムオーバーになってもうた(^^;
今日は「HEY×3」にさくらおとめが出演するが、「こち池」もお忘れなく!!